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バレリーナデッサン会


先日、久々にデッサン会に参加。
今回はバレエスタジオで、バレリーナの方がモデル。
プロのモデルさんもそうだったけど、バレリーナの方はやっぱりポーズの決め方が違う。
スッとして上に伸びるような感じで、指先や足先まで神経が行き届いている。
身体も余分な贅肉がなくてカッコイイ。

しかしせっかく素敵なモデルなのに
今回はあまり調子よくなかったな〜
あきらかに「あああああこれ失敗!」っていうのが多すぎて。
10枚描いたら10枚全部、どれを見せても恥ずかしくない、というのが当然だと私は思っている・・・・・くせに実際にはなかなかそうはいかないのであった(笑)

・・・ので、なんとなくマシなのだけ撮ってUP(笑)











ふたつの展覧会、正反対のもの
先日、銀座のふたつの展覧会に行ってきた。

ひとつは以前『WILDER MANN』で話題になっていたシャルル・フレジェの写真展。
日本にもあんな個性的な被り物(着ぐるみというか)が色々あるんだなぁと。
地域に根差した信仰とその土地の自然素材を利用した造形。
ただ今回の被写体を「YOKAI(妖怪)」とするのはちょっと違うような気もするけど。

もうひとつは金子國義&コシノヒロコの二人展。
金子さんの・・・いや金子様の(昔からずっと心の中で勝手にそう呼んでいた)
描きかけの油絵がイーゼルにかけてあった。
人物の顔だけ完成に近い感じで、黒いバックに浮かんでいた。
そんなの見せられたら、また悲しくなってしまうけど
金子様にしか作り出せない暗闇から滲み出てくるような「美」を
亡き後もこうして感じられるだけで
ファンとしては幸せなのかもしれない。


・・・・ってことでここからが本題(?)
じつはこのふたつ、博品館の「ウルトラヒーローバトル劇場」の帰りに行った。
シャルル・フレジェとウルトラは着ぐるみ的に(?)つながりはあると思うが、
耽美な金子様とはもう全く正反対と言っていい世界。
多分、金子ファンでウルトラファンって私だけなのでは(笑)
何故にこんな正反対のものを両方愛しているのか自分でも謎だ。
でも、どっちかだけよりも、楽しさ2倍だから別にいいか〜
そういう意味ではもしかして「豊か」と言えるかも??・・とも思ったり(笑)

下の右側は
昔(大昔)金子様の鉛筆画に憧れていた頃の描き方を思い出して、久々にその描き方で描いてみた。
悪くない。(←自画自賛?)












光る
先月、某ワークショップの展覧会があった。
これはその時出品してたブローチのうちのひとつ。
ワークショップの時間内になんとか仕上げたものの、あまりにも「う〜ん・・・」な部分は後で、直し過ぎない程度にちょっと直したけど(笑)
(あまりきれいに直し過ぎると、それはそれでまた「勢い」みたいなものが無くなるから)



ワークショップに来ていた子供に
「ゴジラみたい!」って言われた。
・・・・・・
ゴジラじゃないもんっ!
でもまぁこの色でこの形ならそう見えても仕方ないか〜
ちなみに講師にはこの作品と私自身が似てるって言われた(前回の記事参照)。


で、その展覧会を観に行った時・・
今回はワークショップに参加したことのある人なら誰でもOKで、しかも何点出してもいい・・という事だったので、かなりの数。
でもそのたくさんの作品の中で、私が「この人すごい!」と思ったのはたった一人。
技術的に上手いというのもあるが(もしかして普段ぬいぐるみとか何か作ってるプロの人かも?)
すごく個性的だった。
今回なぜか作者の名前は掲示されず、何点か出品しててもばらばらに展示されていたりしたけど(多分会場その他諸々の都合)
その人の作品は「これとこれと・・あれも、だな」ってすぐわかる。
全部で8点ぐらいかな?
ただお洒落なだけではなくて、量感があって
そこに「モノ」としてはっきり「在る」というか
「いる!」という感じ。

こんなやり方もあったのか!!っていう目からウロコ的な、作る上での参考にもなった。
もしかしたらそのやり方は
こういうものを作ってる人達からみれば普通なのかもしれないけど
絵描きの私からすると、その発想はなかった!という・・(笑)

やっぱりセンスのいい作品、光ってる作品に目がいく。
「あ、これいいなー」という感動。
でも・・・
なんだろうもっと早く
脳が瞬時に判断してるような気もする。
「おっ!これは!」「他とは違うぞ」
・・というような。

・・・と言っても
結局「好みの問題」ではあるのだけど。










平面の人


先月、すごく忙しい最中、ミニバッグを作る某ワークショップに参加した。
・・といっても手取り足取り教えてもらうようなのではなく
材料が用意してあってとにかく自由につくる、というもの。
最初に自分のつくりたいものの絵(デザイン)を描き、使いたい材料を選ぶ。

モチーフは決めてたから(怪獣ね)絵は5分もかかってないが
不器用な私に2時間半でバッグがつくれるはずもなく・・・
使いたい材料を仮止めみたいにとにかくバッグ本体にくっつけて帰り、
家で仕上げたのがこれ↑

これはこれでなかなかええやんか、って一瞬自画自賛したけど
見ていていろんな思いが湧いて来た。

他の人は、バッグ本体(水色部分)の形を変形させたり、
立体的に飾りを作ったり、
持ち手もただのひもじゃなくてそれ自体が何かの形になってたり、
・・・なんかとにかく「立体」なのだ。
(もちろんそうじゃない人もいるけど)

それに比べると、私は・・・
結局、「布で絵を描いてる」んだな、と思った。
・・・と言うとカッコよく聞こえるが
要するに「平面」なのだ。
ああ、私ってやっぱり平面の人だな・・・と改めて思った。

それと、気になったのが「縫い目」。
家でやり直した縫い目よりも、会場で死にものぐるいで(?)
とにかく仕上げなきゃ〜!!とざくざく縫った縫い目のほうが、
「勢い」みたいなものがあった。
とんでもなく雑といえば雑だったけど・・・
でも中途半端にきれいなのよりも、なんだか良い味があった。

あと、これ言っちゃうとなんですが正直な話、
会場には色んな変わった面白い布や綺麗な布がいっぱいあって、そういうのを使えるからなんとなくカッコいい感じに出来るのであって、
そういう「良い素材」がなければ
いいものをつくるのは難しいかもしれない。
コラージュと同じで。

ちなみに
デザイン画(?)は、これ↓
当たり前だけど、やっぱり絵のほうがいい感じ(笑)



そんな
「平面の人」であるが、結構楽しかったので
もうちょっと修行して
今後に何か活かせたらなー、と思っている。
(なーんちゃってただやってみたいだけ 笑)











その場所
また結構前の話になるが
ある展覧会のはなし。

南フランスの古道具を扱う小さなお店。
お店の古道具と、アーティストの作品を合わせて展示してあった。
その古道具と作品はまるでずっと昔から一緒にそこにあったような感じだった。
雰囲気がとても合っていて。
でもだからといって作品は埋もれる事なく
ちゃんと存在感があった。

場所とのコラボというか
その空間自体も作品・・・みたいな
そういうのもいいな、と思った。

作品そのものがよければ、場所なんてどこでもいい・・・っていうのも
一理あるとは思うけど(作品自体にパワーがあるってことだから)
でもやっぱり場所って大事だ。
もしあの作品が
ごちゃごちゃした場所や全然雰囲気合ってないギャラリーに展示してあったら
あの輝きはなかったと思う。

上の絵はとくに内容に関係ないです。
色や線の感じを確かめる為に紙の切れ端に描いた「試し描き」が本番よりよかったので(これは本当によくある)
使ってみた(笑)
文字は「ぐるぐる まる ぐるぐる」で
これも意味なし落書き(笑)












「イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる」
少し時間がたってしまったけど
国立新美術館の「イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる」
とてもよかった。

大阪にある民族学博物館が大好きで何度か足を運んでいたけど、博物館と美術館とでは展示の仕方が全然違う。
それが興味深かった。
民族学博物館は国ごとに展示がわかれていて、その「モノ」が何年ごろにどういう目的で誰に使われていたか、というような説明があったと思う。
でも今回の国立新美術館では説明は最小限で、しかも国では分けず、仮面なら仮面ばかり色んな国のがずら〜り並んでいたり、トーテムポールみたいな「背の高いもの」ばかり集めてみたり、「綺麗な色、きらきらしたもの」や「神様像」なんかで分けてあったりする。

美術館側の思惑とは微妙に違うかもしれないけど
私としては、色んな国のものを比べて観ることが出来たり、用途でなく純粋に色や形の面白さを感じたり出来るのがよかったなー。
「モノ」というより「美術」。
そういう意味では
最後のコーナーはまさにそれ。
生活に使われていた梯子や網などを、わざと現代美術風というか、インスタレーションというか、全く本来の用途とは違った「アート」として見せる試み。
そういうことをやってこそ、美術館で見せる意味があるかも。

でも
そんな事より何より
結局自分はやっぱり土っぽいのが好きなのよね、というのを再確認(笑)。
やっぱアフリカだぜー!・・・だけど、パプアニューギニアもなかなか。
アボリジニの樹皮画ももっと観てみたくなった。

もうすぐ終了ですが
「イメージの力 ---- The Power of Images
国立民族学博物館コレクションにさぐる」










死者の日

今の時期になると
日本でも「死者の日」に関するイベントがよく行われるようだ。
私が昔メキシコに行ったのは6月だったから全然時期が違うのだけど
それでも街でガイコツモチーフの土産物なんかをよく見かけた。
死者の日は日本のお盆のようなものだが、
とてもカラフルに祭壇を飾り付けたり
骸骨の砂糖菓子や人形を作ったり
飲んだり食べたり死者も生者も一緒に明るく楽しく過ごすらしい。
もしまたメキシコに行くなら
今度は絶対この時期にしたい。

数日前に見に行ったイベントはこのふたつ。(下記参照)
どちらもなかなかよかった〜。
楽しさだけでなく「死」のとらえ方をちょっと考えさせられたり。
そして「かわいい」のである。
メキシコの飾りとか小物とかそういうものの色合いはとっても「女子むけ」な感じ。
ガイコツだってかわいいのだ。

Dia de Muertos 死者の日 展
space●cafe ポレポレ坐  11月8日まで

Dia de Muertos
btf ANNEX  11月10日まで








どこかの青



今日、私の上空は晴れている。

やっと。

せっかくのGWだというのに

ずっと雨だった。

空の青が足りなかった。

なら、自分で描けばいい。

でもそれは空の青ではなく

海の青でもなかった。

私の中の

どこかの青。








デッサン会の日
デッサン会というものに行ってみた。
そこに集まったいろんな人が、モデルを囲んでデッサンする。
自分で言うのも何だけど、私は上手く描けてた。(・・と思う。)
でも、自分の絵を他の人の絵と比べて思った。
「上手く描けたけど、おしゃれじゃない・・・」
「上手い」と「おしゃれ」は全く違う。
一見拙い感じの絵でも、ものすごくおしゃれな絵というものがあるのだ。

いやちょっと待て、
今日はオリジナルな絵を描くんじゃなくて、あくまでデッサンなんだから、なるべく実物どおりに、写実的に描くのが正しいのでは?
そう、私はそうした。(多少モードデッサン風に縦に伸ばしてはいるが)
それは間違っちゃいない。
けど・・・
多分他の人もそうしていて・・・
そうなんだけど・・・
中にはそのままイラストとして使えそうな・・・
デッサンとしては決して上手くはないのだが、なんていうか
何とも言えない「味がある」・・・っていうんだろうか。
そういうのが「おしゃれ」なのだ。
見る人の目によっても違うだろうけど、私の脳内(?)ではそれは明確だ。
自然にそういう風に描ける人が
すごく羨ましかった。


そういえば・・・思い出した。
東京に来たばかりのころ
また別のデッサン会に一度だけ行ったことがあった。
その時も・・・
全く同じ思いをしたのだった・・・。


でもまた行こうかな、デッサン会。
同じもの(人)を見て描いても、描く人によって絵は全然違う。
それをたくさん見れるのはいいことだ。
そしてまた、上手く描けても心はぶちのめされて(?)帰ってくる。
そういうことも悪くない。








「SOUL@AFRICA リンクするアフリカルチャー」展
書こう書こうと思いつつ、ものすごい月日が流れていった (-∀-`; )
その間、いくつかの展覧会に。
そのひとつ。

★「SOUL@AFRICA リンクするアフリカルチャー」多摩美術大学美術館

 アフリカの伝統的な仮面や彫刻、織物、装飾品などと、現代のアフリカ美術作家の絵画、オブジェを1階と2階に分けて展示。

伝統的なほうは、もうどれをとっても私の好みのものばかり。
ピカソやモディリアーニも影響を受けたと言われている仮面はデフォルメの仕方が独特。シンプルなのに装飾的(?)というか。
サソリを表す仮面は(画像の仮面ではないです)そのまま「サソリ星人」とか「怪人サソリ」という感じですごく面白い。
幾何学的な形の椅子、瓢箪を加工したお洒落な穀物入れ・・生活に使ういわば「日用品」が、もうアート。多分作った人はそんなことは意識してないんだろうけど。

テキスタイルもとてもいい。コンゴのクバの刺繍布、ピグミーの樹皮布、マリの泥染め・・・あの自然の色を、絵の具で再現できたらいいのに、といつも思う。規則性があるようで無いような模様、アバウトとも言い切れない絶妙感。絶対機械では出来ないあたたかさ。
セヌフォの布絵にも私はとても影響を受けている。動物や精霊(または精霊の扮装をしている人間)を生成りの布に茶系の色でシンプルに描いてあるだけなのだが、そのデフォルメ具合がまた「ちょうどいい感じ」なのだ。世間のものさしではなく、あくまで私のものさしで。

現代のほうは、じつは10年ほど前のここの美術館の展覧会で観たことのある作品がほとんどだったが、その時とても感動した作品に再会できたので嬉しかった。
ベナンのシプリアン・トクダバの絵画は、ヴードゥー教に関するものがモチーフになっていて(たぶん)シュールな感じだが、どこか「可愛らしさ」があって惹かれる。
まぁ私の「可愛い」の基準がズレている故、(前の記事参照)一般的にはどうなんだろう、という気もするが。

それにしても、東京の美術館は平日でも結構人がいるのに、ここは人影まばら・・・やはり西洋美術と違って、まだまだマイナーな存在なんだろうか・・・・
この展覧会は9月19日までやっているので、興味のある方はぜひ。

美術館HP