<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
Staff BENDA BILILIのライブ
先日、と言ってももう一週間以上前になるが、超ラッキーなことに、見たいと思っていた「スタッフ・ベンダ・ビリリ」のライブのチケットを頂いたので(M市芸術文化振興財団さまありがとう!)行ってきた。

スタッフ・ベンダ・ビリリ(以下ビリリ)はアフリカのコンゴ民主共和国(旧ザイール)のバンドだ。
ビリリは、キンシャサでの路上生活だとか、ポリオの為(コンゴではポリオの予防接種が行きわたっていない)ほとんどのメンバーが身体的障害を持っているとか、スタジオではなくキンシャサ動物園で録音したとか、そんなことばかりが注目されがちなのだが、私はそんなことはあまり関係ないのではないか?と思う。

もちろんその生活から生まれた音楽だし、障害なんかに負けずに頑張ってる姿にも感動してしまうけど、どんな境遇にあろうと、やはり音楽そのものが良くなければ絶対に売れないと思うからだ。
ビリリが各国で受け入れられたのは、音楽そのものが良いからなのだ。
コンゴの民衆音楽については私はまだよく知らないのだが、それプラスいろいろな要素が加わった音楽だ。
レゲエ風あり、R&B風あり、ラップも入ってるし、キューバっぽい曲もありで、ごちゃまぜだけどとにかく楽しい。

ライブでは、自然に身体が動き出していた。
ちょっと音楽から離れていたので、そういう感覚は久しぶりだった。
見た目は別に全然イケメンじゃないおじさん中心のバンドだし、車椅子に座って演奏するメンバーが多いので、そんなに大きな動きがあるわけでもない。
派手な演出もない。
だけど、汗だくになって演奏されるその音楽からは、ちゃんと熱く伝わってくるものがあるのだ。
音楽を演奏する楽しさ、音楽をその場で共有する楽しさ・・そんなものを、すごく感じた。

他のバンドと違う特徴的なこととしては、「サトンゲ」というオリジナルの1弦ギター(?)だろうか。
少し物悲しい感じの音なんだけど、妙に耳に残る。
太鼓に興味がある私としては、ど、どう見ても手作り?!なドラムセットもちょっと気になった(笑)。

彼らを追ったドキュメンタリー映画はまだ今も上映されているようなので、ライブが見れなかった方にはそちらをおすすめ!
映画でも、良さは十分伝わってくる。
それにしても・・・フランス人映像作家に偶然見いだされた、というのは本当に超ラッキーとしか言いようがない。
でもそのラッキーは、やっぱり彼らがあきらめず本気で頑張って、本気で演奏を楽しんでいたからこその・・・神様からのプレゼントかもしれない。

でも、CDの邦題、『屈強のコンゴ魂』〜車椅子のストリートロッカーズ〜・・・って・・・・・・
これはちょっとどうなんですか???
いやこの程度は大丈夫な部類だ。
昔の邦題はもっと理解不能なのとか大爆笑なのとかいっぱいあって、楽しいような悲しいような複雑な気分によくなったものよ〜(笑)